クリニックBLOG

2018.05.02更新

歯垢(プラーク)と歯石の違いについては、歯科医院で患者さんによくお話しをします。

歯垢は、ご自身で落とせるもので、歯石は基本的には歯科医院で歯科医師もしくは、歯科衛生士が取るものです。

歯を磨いていないと歯の表面がザラザラ、ヌメヌメしてきます。

これは、歯垢がついてきているサインです。一方、歯石は歯垢が数日経って、石灰化して、石のように固まったものを言います。

 

■歯垢と歯石について

歯垢について詳しく言いますと、歯垢は細菌の塊です。

細菌同士は、強く結びつき、デンタルバイオフィルムという、集落を作って、歯の表面からはがれないようにくっついています。

デンタルバイオフィルムになると、歯ブラシ等で念入りにこすらないとなかなか取れません。

放っておくと、虫歯や歯周病を引き起こしてしまいますので、歯垢はつき始めのうちにしっかり落としましょう。

歯石は歯垢が固まったものを言います。歯石には2種類あり、歯茎の上につく縁上歯石(えんじょうしせき)と

歯周ポケットの中につく、縁下歯石(えんかしせき)と言うものです。

縁上歯石は基本的には歯垢が唾液と混ざって固まるので、白っぽいもの、もしくは黄色っぽいものが多いです。

一方、縁下歯石は歯茎か らの出血と混ざって固まることが多いので、黒っぽい色をしており、固く歯の根っこについています。

特に縁下歯石は歯周病を進行させる大きな原因になっています。

投稿者: あおぞらけやき歯科クリニック

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